リハビリテーション科について

リハビリテーションでは立つ、歩くなどの人の生活を構成する基本的な動きを練習する理学療法と、日常生活場面での応用的な動作や社会復帰を目標とした練習を行う作業療法を実施しています。

入院患者さまには担当の療法士が専属で付き、1日1時間以上の充実したリハビリテーションを行っていただけます。
特に自宅や施設への退院を目標とされている患者さまに対しては、日常生活の場面を想定してその人の生活に合った練習を徹底して行い、日常生活動作を改善することで早く元の生活に戻っていただけるようにサポートいたします。

退院に向けた取り組みとして、入院期間中にご自宅や施設に担当の療法士が訪問し、生活場面を拝見し、評価したうえで必要な福祉用具やその人に合った日常生活動作の方法などを選定いたします。
入院期間中に退院後の生活を見据えた動作訓練や福祉用具を用いた練習を行うことで、退院後すぐに生活の場面へ戻ることができます。

当院では退院後も継続してリハビリテーションを行える環境を整えており、外来でのリハビリテーションや介護保険を使用した訪問リハビリ、通所リハビリのサービスも担っており、退院後も充実したリハビリテーションを提供しております。

~各種リハビリテーションのご紹介~

「入院リハビリ」

入院でのリハビリは、急性期病院での病気の治療後や手術後の患者様を対象にしたリハビリだけでなく、日常生活で少しずつ体の衰えを感じる方のレスパイト入院でのリハビリにも対応しています。

担当の療法士が1日1時間以上のリハビリを実施し、必要に応じて自主トレーニングや生活場面での動作指導など、退院後の生活の場面を想定した包括的なリハビリを提供しています。

「外来リハビリ」

外来でのリハビリは、腰や肩の痛みによる日常生活でお困りの方を対象にしたリハビリや、各手術後のリハビリを実施しています。
その他にも加齢に伴う変形性の関節症や筋力低下などの、高齢者を対象とした身体機能の改善を目標としたリハビリにも力をいれております。

様々な疾患や症状に対応し、生活のQOL(Quality of life:生活の質)の向上を目指し、患者さまの健康を支援いたします。