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医療法人匡慈会 伏虎リハビリテーション病院

がんのリハビリテーションの認可を取得しました

2016年07月07日 UP

IMG_8783がん患者さまはがんの進行により体力低下や機能障害を引き起こすことに加え、手術療法・化学療法・放射線療法などの治療によっても合併症が生じます。また身体的な障害だけではなく、精神的、社会的な障害を受けることで日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が低下します。このようながんの進行や治療によって生じるさまざまな問題に対し、リハビリテーションを行うことで患者さまの回復力やQOLを向上させ、家庭や社会に復帰していただくことも可能です。

がん治療や療養生活を送っていく中では体力や身体機能の維持が重要であると言われています。リハビリテーションを行うことでがんの進行や治療によって低下しやすい体力を維持でき、治療効果を高めることにもつながります。またがんによる倦怠感や痛み、むくみなどの症状の緩和にも有効であると言われています。

そのためがんのリハビリテーションでは、体力低下や機能障害がある患者さまに対し関節の可動域を確保し、筋力の強化を行うことで最大限の機能回復を図ります。また有酸素運動等を行うことで心肺機能の向上も期待できます。

終末期の患者さまに対しては、運動能力が維持出来ている間はその能力を最大限活用してもらえるように積極的にリハビリテーションを実施しADLの維持、向上に努めます。そして病期が進み「動くことが辛い」「痛い」などの症状により日常生活が困難となった場合は、患者さまの要望を尊重しながら身体的・精神的・社会的にQOLを高く維持出来るように援助します。痛みやむくみ、呼吸苦を緩和するためのマッサージやリラクゼーション等が中心となります。

当院では定められた専門的な研修を修了した医師、看護師、理学療法士が中心となり情報交換を積極的に行い、がん患者さま特有の問題に対し全力でサポートさせていただきます。ご希望のある方は当院スタッフまでご相談ください。

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