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医療法人匡慈会 伏虎リハビリテーション病院

9月2日(土)和歌山市第3在宅医療・介護連携推進センター講演会

2017年09月05日 UP

9月2日(土)和歌山ビッグ愛において、和歌山市第3在宅医療・介護連携推進センターによる講演会を開催いたしました。講師として、元和歌山県立医科大学附属病院脳神経外科助教授、前済生会和歌山病院院長、林靖二先生をお招きし、『お医者さんががんになりました…』と題して、ご自身の大腸癌の経験を語っていただきました。
学生時代は山岳部で慣らし、健康・体力だけは誰にも負けないと自負されていた林先生に、ある日突然現れた癌の症状。つらい診察・検査、直腸癌の手術(人工肛門増設術)を乗り越えられた後に、生きていることと日々の素晴らしさ、死の恐怖を垣間見たことで患者さまの苦しみを実感できたことなど、「癌になってよかった!」と思われたそうです。また、人工肛門があることで、生きることの苦しさと楽しさを毎日思い出し、「本当に本当によい経験をした!」と熱く語られ、「癌になっても良いことがある、きっと新しい人生が開ける、しかし癌にならない方が良いのでできる限りの予防をしてください!」と締めくくられました。
今回、130名ほどの方々にご参加いただき、更に「話に聞き入ってしまった」、「毎日を大切に生きようと思った」というようなお声を多数いただき、スタッフ一同感激の極みです。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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