6月15日(金)和歌山市第3在宅医療・介護連携推進センター 勉強会
2018年06月21日 UP
6月15日(金)和歌山市第3在宅医療・介護連携推進センター主催で当院のリハビリテーション科による「摂食嚥下の介助」~食事を「安全」「楽しい」ものにするために~と題して、学習会を開催しました。
食事は楽しみの一つ。少しでも食べることを楽しいと思っていただけたら…と思う反面、摂食場面に立ち会う際、不安を感じている人が多いのが実情。
そこで今回は、食べやすいものとは何か、食事に適した姿勢とはどのようなものかなど、患者さまの立場になる体験を交え、より具体的に学びました。とろみ剤の混ぜ方の実践とソフトゼリー等の試食では、「あーダマになってもた」「これ、おいしい」などの声が飛び交い、参加者同士でベッドで食事介助を行ったときには、目で見る角度と体で感じる角度のギャップに「えー、こんな急(な角度)なん!?」などという声も聞かれました。食は、人としての尊厳に大きく関わり、掘り下げれば掘り下げるほど奥の深いもの。また、一人一人に合わせた食環境の提供がいかに大切かを学んだ貴重な時間となりました。
当院のリハビリテーション科による学習会は、毎月第3金曜日に開催します。2期に分けて同じ学習内容を行います。
次回は、7月20日(金)19時~ 場所:当院2階リハビリテーション室 内容:「高齢者の転倒予防」~転倒の原因とセルフトレーニングを知る~となっています。ぜひご参加ください。