9月21日(金)学習会「地域包括ケア病棟」~病院と在宅の架け橋となる地域包括ケア病棟のご紹介~
2018年09月27日 UP
9月21日(金)和歌山市第3在宅医療・介護連携推進センター主催で当院のリハビリテーション科による「地域包括ケア病棟」~病院と在宅の架け橋となる地域包括ケア病棟のご紹介~と題して、学習会を開催しました。
講師は伏虎リハビリテーション病院の奥村歩理学療法士です。
まずは、いま地域包括ケア病棟はなぜ必要とされるのか…。
2025年問題、加速する高齢化により、医療は『治す医療』から『支える医療』にシフトしていく。『支える医療』とは、急性期からの受け入れ・在宅生活復帰支援・緊急時の受け入れ などの3つの機能をもつ地域包括ケア病棟という回復期の病棟こそ実現できるのだと説かれました。
続いて、地域包括ケア病棟におけるリハビリテーションとは…。
関連職種との連携をきっちりとりつつ、患者さまの在宅復帰へのアプローチにしっかり取り組むこと。また、リハビリテーション医療は機能回復やADL自立を図るだけでなく、在宅復帰に必要な要素を包括的に提供する手段であるという考えのもと、病棟の患者さまに充実したリハビリテーションを提供する必要があるとのことでした。
伏虎リハビリテーション病院は、自院のホームページにおいて、『このまちの医療コンシェルジュ』と謳っています。最後に、このまちの病院である以上、地域の皆様をしっかりサポートし、求められる病院でありたいと語られました。
当院のリハビリテーション科による学習会は、毎月第3金曜日に開催します。次回から2期目となります。1期目をお聞き逃しになった方、ご参加お待ちしています。
次回は、10月19日(金)19時~ 場所:当院2階リハビリテーション室 内容:「動作介助」~知っておきたい基礎知識と方法~となっています。ぜひご参加ください。