8月16日(金)第4回伏虎リハビリテーション学習会「介助者のための身体作り~腰痛予防と腰痛のためのエクササイズ~」
2019年08月23日 UP
8月16日(金)和歌山市第3在宅医療介護連携推進センター主催「介助者のための身体作り~腰痛予防と腰痛のためのエクササイズ~」と題して、第4回「伏虎リハビリテーション病院学習会」を開催いたしました。
講師の医療法人 伏虎リハビリテーション病院 リハビリテーション科 理学療法士の味村和真より、なぜ起こるのか原因が特定されない腰痛(悪い姿勢・運動不足・血行不良・肥満・加齢・介助方法など、腰への負担といくつかの要因が絡み合い起こる)であっても、①腰に負担をかけない体の使い方②正しい姿勢③継続した運動やトレーニングにより、予防・改善が可能であると説明がありました。そして、ボディメカニクスを活かした動作介助の方法、正しい姿勢を保つための硬い筋肉を伸ばすストレッチや、身体を支える筋肉を作る(筋トレ)効果と必要性について学びました。
講義後は、当院の理学療法士・作業療法士の指導のもと、腰痛予防・姿勢の改善に効果的なストレッチと筋トレ(各4種類)の実習をしていただきました。
ゆっくりとした動きで、呼吸を止めずにストレッチすることで、硬くなった筋肉が伸ばされ、筋肉によるポンプの働きにより血液循環が良くなり、筋肉の緊張が緩和され「とてもリラックスできた。」という感想も聞かれました。
筋トレでは、「20~30秒止めてキープするのが結構きつかったが、普段の生活では動かしていないことがわかった。」「他の職員や、利用者さんのご家族にも教えてあげたい。」という意見がありました。理学療法士、作業療法士から直接教えてもらいながら、参加者同士、わきあいあいと交流していただく機会にもなりました。