病院長挨拶

理事長兼院長 中谷 匡登

平素より中谷医科歯科病院にご高配を賜り有難うございます。昭和49年に歯科を母体として誕生した中谷医科歯科病院はこの度病院組織の再編成に伴い、健診部門、歯科部門、内科外来の一部を移転し、中谷医科歯科クリニックと伏虎リハビリテーション病院として生まれ変わる運びとなりました。

現在、和歌山では急速に進む高齢化に対応したリハビリテーション医療が不足し、特に回復期のリハビリテーション医療は不十分な状況です。医療は、急速な高齢化にともない「ひとつの病院で完結する医療」から「地域で完結する医療」へと変化してきています。そこで虎伏城(和歌山城)あるこの地で、回復期及び地域リハビリテーションの推進を目的にリハビリ室の拡大と整形外科疾患の外来を拡充し、「高齢者や障害をもたれた方々が住み慣れた町で楽しく誇りある人生を最後まで送れるように」と願いを込めて伏虎リハビリテーション病院と名づけました。

当院は急性期病院からリハビリテーション目的の患者さまを受け入れるとともに、地域医療、在宅医療を受けておられる患者さまが住み慣れた地域や自宅で安心して最後まで生活していただくために、十分なリハビリテーション医療と在宅医療サービスを提供することを使命としております。どうぞこれからも伏虎リハビリテーション病院をよろしくお願いいたします。